サイクリング
街中での食べ歩きや名所・旧跡巡りを楽しむ「散歩」的なサイクリングを特に散走やポタリングと呼ぶことがある。また、スポーツとしての長距離サイクリングや自転車旅行をツーリングと呼ぶこともある。サイクリングの形態により様々なタイプの自転車が考案されており、道具を選び、道具を楽しむという側面もある。
サイクリングロードとの連携を企業活動や観光に利用する場合がある。岐阜県の養老鉄道では沿線にサイクリングロードが多数存在することもあり、サイクルトレインを実施しお薦めのサイクリングコースについての情報提供も行っている。
イベント
日本で「サイクリング」の名を冠して行われるイベントは、一般には初心者からベテランの愛好家まで多様な参加者が集まるために、ほとんどが総走行距離50キロメートルを下回る。たとえば、首都圏最大の大会である「東京シティサイクリング」はエクステンションを含めて35キロメートルである。
主に長距離の公道を時間を競わず制限時間内に完走することを目指すイベントでは、最高100マイルを走るホノルル・センチュリーライドをはじめとしたセンチュリーライド(センチュリーラン)が知られる。さらには最低200キロメートルから始まりパリ〜ブレスト往復の1200キロメートル走破するパリ・ブレスト・パリを頂点とするブルベのような、ラリー風のものも行われている。
パリ・ブレスト・パリ
パリ・ブレスト・パリ (Paris-Brest-Paris, PBP) は、フランスのパリからブレストまで往復する1,200キロのサイクリングイベントで、1891年に最初に開催され、現在でも定期的に行われている。世界最古の自転車イベントである。ブルベの最高峰とされ、パリ・ブレスト・パリの走行は多くのサイクリストの目標となっている。
開始当初は、プロサイクリストによる競技レースであったが、1951年からはレースではなく、90時間以内の制限時間を設けてアマチュア参加者が走行するラリー形式になった。
又、この競技の開催を記念して、シュー菓子のパリ・ブレストが創作された。この菓子はその外見を自転車の車輪に見立て、ドーナツの様な円環型に形作られている。尚、大きさは決められていない。
PBPには、ブルベとオダックスの2種類がある。
参加者は沿道の店やチェックポイントで補給を行うが、自動車からの補給はチェックポイント以外では禁じられている。走行は数日間に及ぶため、チェックポイントや沿道で仮眠を取りながら走行する。