シクロクロス
シクロクロス競技に最適化された自転車で、ロードバイクの走行性能とマウンテンバイクの悪路走破性の両方を持っているため、「次世代のツーリングバイク」とも言われています。
シクロクロス競技に最適化された自転車で、ロードバイクの走行性能とマウンテンバイクの悪路走破性の両方を持っているため、「次世代のツーリングバイク」とも言われています。
カンチレバーブレーキや太いタイヤに対応し、泥詰まりを防ぐため各所の隙間は大きくとられている。乗車姿勢はロードバイクに比べ上半身の前傾が浅 く(アップライトに)なる。フレーム形状も衝撃吸収性を重視し、曲げ加工を随所に施したモデルが少なくない。下車しての押しや担ぎが多いことからアルミや カーボンといった軽量の新素材が比較的早い時期に導入されていたが、自転車の競技車両としては現在でもクロモリフレームが一線級で使用されている珍しい ジャンルでもある。ケーブルのルーティングは競技に特化しているものだと競技中にダウンチューブに泥や埃がかかり、動作の妨げにならないようにトップチューブ経由でリアディレイラーへとケーブルを廻すトップルーティングを採用しているものが多い。またロードバイク用、マウンテンバイク用のハブ軸長双方に互換性があるようにしているものもある。競技では機材の重さは6.8kgを超えなければならないとされる。
国際自転車競技連盟認定の公式競技及び未登録でも上位カテゴリーのシクロクロス競技ではドロップハンドルである事が事実上義務付けられる形となっ ており、またハンドルの幅は50cmを超えてはならない。しかしながら下位カテゴリーではその限りではない、すなわちマウンテンバイクに使われるようなス トレートハンドルでも可能な場合がある。
ロードバイクで用いられるサイドプルブレーキに比べ、泥詰まりしにくいカンチレバーブレーキが主に用いられる。 オフロード走行という点からディスクブレーキも適しているが、長らく国際公式ルールにより競技での使用は禁止されていた。しかしながら2010年にUCIの公式発表によりディスクブレーキの使用は許される事となった。
700C規格が用いられる。幅が太い(33mm以下に規制されている)シクロクロス用のタイヤを用いる。以前は28mm前後の細めのタイヤもよく使われたが、最近のトレンドとして34mmの太めのタイヤをチョイスする選手が増えたとされる。
通常はブロックパターンのタイヤを履くが、フラットな高速コースではダイヤ目のタイヤを履くこともある。
空気圧は2〜4気圧。特に大き目の砂利などバンピーなコースでは限界ギリギリの2気圧にする。ロード同様にWOも増えてきているが、空気圧を下げるとリム打ちパンクするのと、重量面のメリットから、レース用機材はチューブラータイヤが主流である。
ロードレースに使用される物より耐久性が要求されるが、入手のしやすさや軽量性などからロードレース用のものが用いられることが多い。
近年では、いくつかのメーカーからシクロクロス用を謳ったホイールがリリースされている。
また、プロレベルではカーボン製のディープリムが用いられることが多いが、これは空力効果よりも、リムの高さによって「泥をかきわける」メリットがあるためである。
オフロード走行中にハンドルから片手を離すと危険なので、手元変速が用いられる。そのためかつてはドロップハンドル先端に取り付けるバーエンドコントローラが主に用いられた。現在ではデュアルコントロールレバーの使用も広まっている。